私の2007年以降の人生を大きく変えるきっかけになった人、勝間和代さんの出版記念セミナーに行ってきました。 「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」 この本の執筆をしているうちに16万字の原稿を書いてしまい、泣く泣く11万字まで削ったと言うエピソードを持つ、300ページ級のずっしりとした本ですが、怖がることはありませんでした。 中に書いてあることは難しいことはなく、食生活、運動などの健康の秘訣から、題名から想像しやすい情報のインプット、アウトプットの方法提案まで多岐にわたるティップス集のようなもの。これを組み合わせて実行すれば生産性は少なからず上がってくるはず、と言うこと。 いつもの勝間さんの本と同じように、それぞれ具体的で非常に分かりやすく、試しやすいんです。おまけのページで膨大な量の書籍やオーディオブックの紹介ページと、勝間さんが使っているグッズの写真付き、参考URL付きの紹介ページも編集者さん泣かせだったようですがとてもインパクトがあります。 セミナーは、こんなに私に影響を与えてくれている勝間さんってどんな人だろう、本のとおりの方なのかしら?という興味で、このようなイベントは初めてでしたが足を運んでみました。 |
面白かったのは、ベストセラーの作り方の考察。
著者を含めたいろんな人の強い思いが重なって、共感の輪が本に関わる人すべての間で途切れなく広がっていく。その状況を作るためには「圧倒的な努力」が必要、ということ。
「圧倒的な努力」と言っても、するべきことや条件は、どこででも手に入れられるような成功のためにした方がいいことたち。後はやればいいだけでしょ、何でみんなやらないの?と勝間さんは話します。本の通り、いかにも〜というスタンスで、なんだか嬉しくなって笑ってしまいました。
するべきことを徹底的にやる。そのためにはしなくていいことを徹底的にやらない。
本当にそれだけのことがどれだけ難しいか。今すぐ思った通りにはできなくても、ずーっと気をつけて改善していくことで少しずつ「できる人」に近づいていくのかな。
○仏教の「三毒」(妬み、怒り、愚痴)の追放
○努力不足の4段活用
の話も、これから起こるであろういろんなことへの対処方法の参考になりました。これも、知っていたら後は実践あるのみ。今日からやってみよう。
そして、このセミナー、なんと宿題が出たのです。「ブログでレビューを書くこと」と「他の人のレビューを検索して読むこと」。私はこの本のレビューを今日のセミナー後に書こうと思っていたので、ぴったりの宿題でした。他の本のセミナーでこの宿題だと、ちょっと宣伝を狙いすぎ?とか思ってしまいそうですが、本の内容とぴったりマッチしたアクションの提案なので、納得感も高く、素直に宿題提出しちゃいました。
ラベル:講演会